LGBTQIとは?セクシュアリティについて考えてみた。

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皆さんこんにちは。お元気ですか?英語達人への道のHiroです。

さて、皆さんは「セクシュアリティ」という言葉を聞いた時、どんなことを思い浮かべるでしょうか?

僕が20年以上前に初めて海外に出た時は、恐らくちょっとHな妄想が浮かんできていたと思います。(笑)

それくらい無知な自分でした。

色々考えた末、今では全く違った考え方をするようになったのですが、今日は欧米諸国に住めば必ず遭遇する、セクシャルアイデンティティ(sexual identity)の問題について考えてみようと思います。ちなみに、ジェンダーアイデンティティー(gender identity)という用語もよく使われるので覚えておきましょう。

まず最初に、「LGBTQI」の意味について説明します。

「LGBT」は日本でも使われる表現なので聞いたことのある人もいるかもしれませんが、 「Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender」を意味します。「Transgender」は、社会的にあるいは生物学的に割り当てられた性別とは違う性別を自認する人々のことを指します。

セクシャルアイデンティティの先進国では、この4つに「QI」が付けられます。

Qは「Queer」を指しますが、なかなか定義の難しい用語です。元々「不思議な」とか「奇妙な」という意味ですが、「LGBT」に当てはまらない性的少数者(sexual minority)を指す言葉として使われています。

でも、自分の事を「Queer」と認識する人と実際に話してみると、定義の仕方にムラがあり一概には言えないようですが・・・。Qに「Questioning」(性アイデンティティーを模索している状態)を含めることもあります。

「I」は「Intersex」。これは生まれつき染色体や生殖器官が男性型か女性型に統一されておらず、性別の判定が難しい人のことを指す言葉です。でも、多くの場合は、生まれた時に割り当てられた性別で男性か女性として普通に生活していることが多く、自分でも知らない場合もあるようです。

それでは、僕のセクシャルアイデンティティに関する考え方を書いてみます。

僕がアメリカへ向かった1996年の日本はテレビでだんだんとセクシュアリティに関するディベートが増えてきている頃でした。「ニューハーフ」と呼ばれるタレントが登場したり、芸能人でカミングアウトする人が出てきた時期だったことを覚えています。

でも、一般的な風潮として、芸能人なら良いけど、自分の身内に同性愛者やその他のセクシャルマイノリティーが出るのには抵抗があるという人が多かったと思います。もしかすると、今でもそうかもしれません。

セクシュアリティに関してアメリカ国内で最もリベラルな都市と言われるサンフランシスコ近郊に住み、世界で最もリベラルな国の一つニュージーランドにも15年住んで僕の考え方もかなり変わりました。

僕はいわゆる根っからのストレートで、女性以外に興味を持つことがなく、あまりセクシュアリティについて考える必要はありませんでしたが、考えるようになった理由は僕の妻の妹がカミングアウトしたこと。

彼女はプロのサッカー選手の女性と結婚しています。

最初は二人が目前でキスなどの愛情表現をしていると目のやり場に困ったものです。別に二人の関係に抵抗があったわけではなく、単に慣れていない光景なのでどう反応してよいのか分からなかったのが理由です。

でも、常に目にしていると全く気にならなくなり、「ああ、2人は愛しあっているんだなあ。」と微笑ましく思うようになりました。

面白いもので、性的マイノリティに属する人々はお互いのサポートのためにコミュニティーを築くことが多いため、一人仲良くなるとその人を通じてネットワークが広がっていく。

僕の所属する即興劇団では、性転換手術を受けた元女性の男性2人と、その一人と付き合っている女性(レズビアン)の3人と公演をしていた時期がありました。そのつながりで、「LGBTQI」のお客さんも多く来られます。

セクシャルアイデンティティーを考える時、日本ではまだセックスという肉体関係のレベルでしかとらえられない人が多いように思えます。セクシャルアイデンティティーとは、セックスではなく、アイデンティティーの問題。人種や国籍、宗教アイデンティティーと同等の、自分が自分であるためのアイデンティティーの問題。

だから、個人主義の西洋諸国の多くは、まだまだ偏見があるにしても、性的少数者の権利を守るために多様なセクシャルアイデンティーの通常化に真剣に取り組んでいるのです。

ここニュージーランドでは2013年に同性婚が合法化されましたが、面白いのは今年5月に台湾の司法院が同性婚を合憲と判断したこと。2年以内ならこの判断を覆すこともできるそうですが、欧米諸国以外で初めて同性婚を完全合法化する国となるのでしょうか?

同性婚の合法化にあたり、どこの国でも政治・宗教団体からの圧力が強いようですが、彼らの考え方は基本的に「合法化したら同性愛者が増える」というような支離滅裂なもの。合法化されたとしても、ストレートの人はストレートでいればいいのです。

国際結婚でもそうですが、同性婚の場合普通のカップルより多くの壁を乗り越えなければならないため、本当に愛しあっていないとなかなか踏み切れないもの。

そんな壁を乗り越えてでも愛し合う二人を心から祝福してあげるのが真の人間のあり方ではないでしょうか?

愛し合う人間が多ければ多いほどこの世界はよくなるもの。この憎しみにあふれた21世紀だからこそ、もっともっと愛が必要なのです。愛し合う人々が自由に愛し合える世界が来ることを祈りつつ。

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